日本におけるフェノロサ研究及び近代美術を中心とした芸術研究の促進を目的とする学術学会です。

第44回年次大会 が園城寺（三井寺）にて開催

● 2023-09-30

　第44回年次大会について
　　第44回年次大会は2023年（令和5年）9月17日(日)～18日（月曜日・祝日）に滋賀県大津市園城寺（三井寺）にて開催致しました。

　17日（日曜日）は、岡部会長の挨拶に続き、昨年から実施している「日本フェノロサ学会学会賞」の授賞式が行われました。

挨拶をする岡部会長


１日目の司会は井上事務局長


　第２回日本フェノロサ学会学会賞の授賞者は、フェノロサ賞が山田久美子（立教大学名誉教授）先生、ビゲロー賞が村山保史（大谷大学文学部教授）先生です。（授賞内容などの詳細は「学会賞」のコンテンツでお読みください）


学会賞（フェノロサ賞）授賞の山田久美子先生


特別功労賞（ビゲロー賞）授賞の村山保史先生

授賞式に引き続き、お二人の授賞者講演が行われました。

授賞記念講演をする山田先生


授賞記念講演をする村山先生


　その後、場所を移して、４年振りの懇親会をレストラン風月にて開催し、授賞者を囲んで和やかに美味しい食事を楽しみました。

　18日（月曜日・祝日）はまずはエクスカーション。園城寺光浄院・勧学院の特別拝観と園城寺がユネスコ「世界の記憶」登録記念で公開している智証大師・円珍関係文書を見ることが出来る収納庫を見学しました。

ご丁寧な解説を皆で聞き入りました。有難うございました。


通常、非公開の為、お写真はありません。あしからず！


三井の梵鐘を突かれる岡部会長



　その後、総会で事業報告、会計報告、今年度の活動予定などが報告され、参加者の満場一致で承認されました。

　休憩を挟んで、３名の研究発表があり、熱心な質疑応答が行われ、無事に大会を終えることが出来ました。






　会場を提供いただきました三井寺さま、および関係者の皆様、ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。特に三井寺さまには、一方ならぬご協力を頂戴しました。この場をお借りしてお礼申し上げます。


佐藤道信先生の閉会の挨拶



　来年は関東地方で開催予定でございます。詳細は決定後、会報や学会ウェブサイトにて告知いたしますので奮ってご参加ください。